
ジェスモナイトAC100を使って石模様を再現し、オフィスのドアハンドルを制作しました。
LABのアイデアサンプルでは「石脈をつくる」シリーズで、動画付きで作り方を解説しています。
基本や配合を詳しく知りたい方はこちら↓
制作工程
▼制作工程のタイムラプス
1.シリコン型の準備
まずは元の木製ドアハンドルからシリコン型を作っておきます。

2.ジェスモナイトで生地作成
ジェスモナイトAC100にミルコンを加えて粘土状にし、塊に分けていくつかの色生地を作ります。
(手順詳細は上の「石脈を作るシリーズ」リンク記事を参照してください)

小石をイメージしながら、ランダムなサイズの粒状にします。
適度にパサつくように、適時ミルコンを追加して硬さを調整しています。

小石をまとめるため、繋ぎになるAC100(通常の1:2.5のミックス)を加えて、小石の表面にまぶし、一塊にします。


塊を薄くスライスして、シート状にします。ランダムな石のパターンが表れてきました。
シートの厚みは5~10mmくらいです


3.シリコン型に貼り込む
先ほど繋ぎで使用したAC100の残りを、シリコン型の内側に塗っておきます。こうしておくと石の間に隙間が出来ても自然に模様としてなじみます。

(メモ:今回はジェスモナイトをシリコン型に強く押し付けて制作するので、型がゆがまないように、シリコン型の外側に板を固定しています。)
スライスしたジェスモナイトシートを、シリコン型に押し付けて、貼り込んでいきます。

(写真では少し見ずらいですが)シリコン型の底面・側面4面に、ジェスモナイトシートを貼り終わった状態です。少し押しつぶしているのでジェスモナイトの塗布厚は3~7mmくらいです。

最後に、内側の空洞部分にはAC100を流し込んで固めます。
今回は裏はあまり見えないので内側は流し込みにしましたが、硬めの生地を押し込んでもOKです。


4.脱型と仕上げ
数時間後、ジェスモナイトがしっかり固まったらシリコン型から取り出します。
シリコン型に塗った茶色いAC100が表面を覆っているのでスーパーアシレックスを使って表面を削ります。

表面の茶色の層を削り取ると、下層のブルーの石模様がはっきりと出てきます。
今回は屋外ドアハンドルなので、仕上げにステインプルーフコート マットを3層塗って、水汚れや皮脂汚れに強く仕上げました。




5.完成
ドア金具にハンドルを固定したら完成です!

ドア金具にビスで設置する際は、ジェスモナイトにそのままビスを打つと後々グラグラしてくるので、エビプラグというパーツを使用します。
←エビプラグ
エビプラグとは、コンクリートやACLなどの固い壁に、木ねじやタッピングネジを使ってしっかり取り付けるための樹脂製アンカープラグです。
(こちらの過去のLAB記事でも取り付け方を簡単に紹介しています。)

上の画像と色が違いますが、赤いのがエビプラグです


場所の雰囲気に合わせて色や形をデザインしたオリジナルの石模様ドアハンドルを是非試してみてください♪
使用した材料
・Jesmonite®AC100
・ACリターダー(硬化遅延剤)
・ミルコン
・Jesmonite®PIGMENT & CWカラー
・ステインブルーフコート(マット)
使用した道具
・シリコン型
・計量秤
・ミキシングブレード+電動ドリル
・カップ
・ヘラ、コテ、ハケ数種類
・ニトリル手袋
・サンドペーパー
・穴あけドリル
・エビプラグ・ビス

